2020年3月の運用報告です。
結論から先に言うと、3月の収支は
-119,278円でした。
株価が下落するときは円高に振れるはずだからと、auカブコム証券の代用有価証券制度を利用し、株をFXの証拠金として差し入れています。
円高で利益が出るようFXポジションを持ち、資産のバランスをとるためです。
代用有価証券FXでの利益の出し方は以下の記事で!


-12万円か・・・

激動の一か月にしてはソフトな値動き。

どう言い訳してもマイナスはマイナスだけどな!
内訳を見てみましょう。
株式部門
かっこ内は前月比
現物株式 3,513,658円
評価損 -780,109円 (-142,282円)
確定損失 -78,749円
受取配当金 +3,683円
株式部門は前月比で
-217,348円です。

確定損失があるの?損切りはしない方針なのに?
MAXIS米国株式(S&P500)上場投信 (2558) を売却・損切りして、
そのお金でiシェアーズS&P500米国株ETF (1655)を購入しました。

なんで。
(1655)のほうが1口当たりの価格が安く、手動トラリピ益の再投資がしやすいからです。

もっと株式部門はダメージを受けていると思ったけど。
イオン株がコロナショック前の株価より上がっているのと、FXの利益を使って株価下落中に買い続けた(1655)が、含み益になっているからです。
FX部門
ユーロ円売り 72000通貨
ランド円買い 190000通貨
ユーロドル売り 4000通貨
評価損 -393,067円 (-141,711円)
確定利益 +447,321円
FX部門は前月比
+305,610円でした。
荒れ相場の中、ユーロ円売りの手動トラリピは絶好調。
思ったよりユーロ安にならない・スワップ目的で持っているランドが下がり続けるなど、思い通りにならない展開で、評価損は拡大。しかし、それを上回るほどの利益を出しました。

ランドのヤツいつも下がってんな。
同じ設定で運用していたにもかかわらず、1月のリピート益は約3万、2月は約5万、3月は約44万と、3月の為替の暴れっぷりが目立ちます。

異常事態!
株の損失をFXでカバーする、代用有価証券FXは想像以上の頑張りを見せてくれました。

ここまでだと3月の収支はプラスだね。コロナショック(仮)に対抗できているよ。
ですが、日経225CFD取引で大きな失敗をしてしまいます。
CFD部門(撤退)
auカブコムで運用している、日経225CFDはすべて損切りしました。

いわゆるアレか?狼狽売り!
ポジションを1枚持つと、日経平均株価が100円動くごとに10000円の評価損益が発生する日経225CFD。両建て手動トラリピで運用していました。
急激な評価損の拡大を避けるため、売りと買いの枚数の差が1枚以上にならないように工夫しながらの運用でしたが、1か月で日経平均株価が24000円から16000円近くまで動く高低差に、トラリピ益で対抗することができませんでした。
2月末の評価損 -767,200円が、
3月中旬には -974,740円まで拡大。
これ以上の評価損は許容できないため、損切りです。
CFD部門前月比
-207,540円です。
最終的な損切りは約97万円程になりますが、運用開始からのリピート益があります。
2019年の確定利益が333,670円
2020年2月までの確定利益が309,523円のため、
CFD部門は、前年度から通算で約35万円の損失を出したことになります。

高い授業料!興奮する!

35万円あったら何が出来たんだろうな!よく考えろよ!
3月の収支まとめ
2020年3月の収支は
株式部門 -217,348円
FX部門 +305,610円
CFD部門 -207,540円
合計
-119,278円!

代用FXが華麗に決まってるのにCFDで赤字!

CFD取引の証拠金には株を代用することもできないので、完全撤退です。
これまでの累計損益・今後の見通し
2019年度・税引き後利益
514,953円
2020年度・累計損益
-531,756円
合計損益
-16,803円
今年度に入ってからの損失が、前年度の利益を上回ってしまいました。株価の大幅な下落という要因があるものの、累計損益がマイナスであることも事実です。

投資は自己責任ですが、情報を発信している側としては恥ずかしい限り。
ですが、今後の展望は明るいです。
代用有価証券FXは、基本的にFXの利益を現物株式・ETFの追加購入に回します。

これは今年度になってから買った分。
代用FXには、FX・手動トラリピの利益が上がるほど、毎年の配当金も上昇していくという追加効果があります。
現在所持している347口のETFは、前年度の実績を基にすると年間で11,798円の配当金を生み、それが毎年続くことが期待できます。
ETFを一部取り崩して、配当・優待利回りの良い個別株に乗り換えるのも自由。
10年・20年後の最終目的として、配当収入をメインとして、手動トラリピのポジションを徐々に抑えていくことまで視野に入れています。
株と違い、「FXポジションはポジションのまま他人に譲渡できない問題」への対抗手段にもなります。

意外なほどの長期目線!
今回のコロナショック(仮)も予定通り。私の年間配当収入を上げてくれました・・・と言えるかどうかはまだ分かりませんが、
今後は、先物取引に浮気はせず、自分に合った「代用有価証券FX」で利益を伸ばしていきたいと思います。よろしくお願い致します。
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