※ 記事内の手数料・サービス内容に関しては2021年・10月26日現在のものです。
※ 特定の暗号資産の運用を推奨するものではありません。
先に結論!
現物ビットコインを代用し、ビットコインFXの売りポジションを持つことで、積み立て運用のリスクヘッジをする方法を紹介する記事です。
複数の売り注文を並べることでトラップトレードを行う事も可能。
ビットコインを積み立てているけど、暴落が不安で、リスクヘッジをしたい方に最適な記事です。

ついに来たか・・・!代用ビットコインFX!
FXは「外国為替証拠金取引」のため、ビットコインFXは「暗号資産証拠金取引」のほうが正確のようですが、便宜上、本記事では「暗号資産FX」「代用ビットコインFX」と呼びます。
なお、レバレッジをかけた取引は、投資元本を上回る損失を生む恐れがあるのでご注意ください。
気になるところに目次で飛んでください。
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DMMの暗号資産FX
DMM Bitcoinでの暗号資産の運用方法は2通り。
レバレッジをかけずに現物でビットコインを購入する方法と、レバレッジをかけてFXのような差金決済取引を行う方法です。
現物取引は6種・レバレッジ取引は12種。
レバレッジは2倍です。


※ 注意 DMM Bitcoinは、暗号資産の「取引所」と較べてスプレッドの広い「販売所取引」になります。ビットコインの購入は取引所で行い、そのコインをDMMに入庫するのがいいと思います(後述)。
ビットコイン他の暗号通貨を証拠金に使える
DMM Bitcoinでは、暗号資産FXの証拠金として、現金のほかに、暗号資産を預け入れることも出来ます。

証拠金として差し入れることが出来るのは、現物で購入したビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、ステラ。(他社から入庫できるのはビットコイン・イーサリアム・リップル)

ビットコイン・イーサリアム・リップルなら、手数料の安い取引所で購入してからDMMに入庫することが出来ます。
代用した暗号資産の50%が証拠金として認められます。

例えば、10万円分のビットコインを代用すると、5万円の証拠金として評価されます。

代用暗号資産!
ここで、代用した暗号資産の評価額の判定ルールを確認。赤いラインに注目。

証拠金として差し入れた暗号資産はリアルタイムで取引可能額に反映されます。

だから?
ここから考えられるのは、積み立て中の現物ビットコインを代用した、ビットコイン売りのトレード。
※ 特定の暗号資産の運用を推奨するものではありません
持っているビットコインの現在レートの半分が証拠金として認められ、リアルタイムで証拠金に反映されるなら、代用したコインの半分の量までの売りポジションを持つ場合、上下どちらに振れてもロスカットにはなりません。(異常スプレッド時、または1日0.04%のレバレッジ手数料の積み重ねは除く)

買いの方が多いから上がれば利益、下がれば売りポジションが消えて、残るのは追証のない現物コイン!売りポジションの利益で安値になっているコインを買うこともできる!
ビットコインを積み立てている、もしくは一定量のビットコインを持っている場合は、暴落時のリスクヘッジができます。
ビットコインFXは最小ポジションが0.01BTC(約7万円・記事作成時)です。
※ 建玉を翌営業日まで持ち越すと、建玉金額の0.04%がレバレッジ手数料として発生します。手数料の詳細はDMM BitcoinのWEBサイトをご覧ください。
https://bitcoin.dmm.com/transaction_product/fee
積立が進んでくると、売りポジションをトラップトレードのように一定間隔で持ち、激しい値動きを利益に変えることもできます。

現物はホールド、リピート益はポジションごとに損益が分かるレバレッジ売りの方で出るから、収益の計算もしやすいという訳か!
次の項目では、具体的にどのように運用を開始するのかを解説します。
コインの購入は取引所で
現物コインの購入法は2種類。
業者が持っているコインを『販売所』で買う方法と、ユーザー間で売買注文を出しあって売買する『取引所』取引です。
一般的に、スプレッドが狭いのは『取引所』の方。板も表示され、他のユーザーの注文状況も確認できます。

そこで、購入資金を節約するため、『取引所』で購入したビットコインをDMMに入庫しましょう。
私はGMOコインの取引所で現物ビットコインを購入、DMMに移しています。
DMMで入庫アドレスをチェック

GMOから送付

DMMに入庫後、『口座振替』でウォレットからトレードへ移せば代用完了。

GMOは送付手数料が無料、DMMは入庫手数料が無料です。つまりGMO⇒DMMへのコインの移動は無料。現物ビットコイン購入直後に送付を依頼して大丈夫。申し込み後、一時間前後(変動あり)でビットコインを移動できました。
現金の移動より早いのはいいですね。
DMM Bitcoinは取引手数料、口座開設手数料、口座維持手数料、出金手数料、ロスカット手数料も無料です。※BitMatch取引手数料を除く
予算はどのくらいか
現物ビットコインの積み立てに関しては、0.0001BTC(記事作成時で約700円)から購入できるので、自分のペースでコツコツ購入しましょう。
ただ、レバレッジ取引に関しては0.01BTCからポジションを持つことができます。
したがって、運用方法としては、0.02BTC(約14万)になるまで現物コインの積み立てを進め、その後DMMにコインを移動、代用してその半分の量、0.01BTCのレバレッジ売りポジションを持つという動きになると思います。
私は14万円で0.02BTCを現物で買い、レバ売りで0.01BTCのポジションを持ちました。

1BTCが約700万の時に売りポジションを持ち、650万に決済注文を入れました。


一撃5000円!興奮する!
1BTC=約700万円で開始。4日後には1BTC=735万円に上昇。
口座を確認すると、証拠金は約4000円アップ。含み損は4000円ダウンなので、間違いなくバランスは取れています。
証拠金のバランスを取りつつ、現物買いの方がポジションが多いのでトータルはプラスです。
ビットコイン積立のリスクヘッジの目的もあるので、私は利確幅を広く取り、大きく下げたときの反発を繰り返し取る事を目的にしたいと思います。
暗号資産FXは土日も値動きがあるので、あまり発注が忙しすぎるトラップ幅は避けたいのもあります。

すでにビットコインを持っている人はいいが、これから始める人は複数のトラップは敷けない。売りポジ1か所だけではリピート売買の役に立たないのではないか。
その通りですね。
次の項目では、積み立て初期の運用方針を説明します。(個人の感想です)
積み立て初期の運用方針は?
今回の「代用ビットコインFX」の目的は、
「既にビットコインを一定量持っている人」や
「今からビットコインの積み立てを始めようと思っている人」が、
下落時のリスクヘッジをしつつ、激しい値動きを取り、できればそれをリピートすることです。
まず、すでに一定量のビットコインを積み立てている人は、トラップの仕掛けかたは簡単。

現在レートより上の位置に、持っているコインの半分までの量を目安にして売りトラップを敷けばいいです。トラップ幅・利確幅は自由。
決済があれば同じ注文を建て直せばいいだけ。
「これまでコインを積み立ててきたけど、これ以上の高値で買うのは不安」と感じる場合にも、現物コインの利益を伸ばしつつ、高値からの戻しを売りポジションで狙うことが出来ます。
現在値より上は代用ビットコインFXで売りトラップ。現在値より下なら現物コインの積み立てを進めるという選択肢もアリですね。
ここまでが、既にコインを持っている人の場合。
次に、これからコインの積み立てを始めようとしている場合です。
私もこれに該当します。0.02BTC(約14万円分)しか持っていないので、0.01BTC毎の売りトラップは1か所しか建てられません。
その場合は、現物コインが0.02BTC貯まる毎に、その時の購入価格付近でトラップを少しずつ増やしていく方法が考えられます。

わかりません。
コツコツ少額ずつ現物コインを貯めていき、0.02BTC貯まる毎に代用。
代用した時の価格から売りトラップを0.01BTC追加。長期目線でトラップを完成させていく方法です。

積立投資は、時期を分けて買うことで購入価格を平均化することができます。
いろいろな価格での購入をするという事は、0.02BTCの代用と0.01BTCレバ売りの行動をセットで考えるなら、いろいろな価格帯にトラップを撒きながら運用できるという事にもなります。
最初にたくさんのトラップを並べるわけではなく、積み立てと同時にトラップ形成も行っていくわけです。

代用と同時に半分の売りトラップをセットしていくということか!
同価格帯に過去に建てた売りトラップが既に存在するなら、それより少し上の位置にでもトラップを建てればいいですね。
暗号通貨の激しい値動きを狙ってリピート売買を行う場合、FXのトラリピ・手動トラリピと同じように、レンジを想定してトラップを敷くのは難しいと考えています。
ビットコインの価格が上下どちらに振り切れるか想像ができない以上、積み立てているコインを代用する運用法としては、直近の利回りがいいだけの狭レンジトラップ手法は参考外。
現物コインの代用+レバ売りポジションで、暴落が起きれば売りポジションが決済されて追証の可能性は無し。買いの半分しか売りポジションを持っていないので、コイン価格の上昇について行くこともできます。
一定の上下幅で価格が停滞したらトラップトレードの出番です。
繰り返しますが、ビットコインの積み立て投資や長期保有をメイン運用として、それを補助する形での「代用ビットコインFX」なら、運用法として魅力があると思います。(個人の感想です)
代用ビットコインFXまとめ
代用ビットコインFX基礎知識
・DMM Bitcoinでは現物コインを担保に暗号資産FXができる
・現物コインの購入は「取引所」で行い、手数料を節約。DMMに入庫する
・代用したコインは価格の50%が証拠金として認められる
・レバレッジポジションは最低0.01BTCから(建玉金額の0.04%がレバレッジ手数料として発生)
・0.02BTCを代用する毎に、最大0.01BTCの売りポジションを持つなら、ロスカットの心配はほぼ無い
↓↓↓
現物ビットコインだけで、「暴落に対するリスクヘッジ」と、複数の売り注文を並べることで激しい値動きを繰り返し取る「売りトラップトレード」を実行することができる
運用方針(ビットコインの場合)
これから積み立てを始める人
① 取引所でビットコインの積み立てを開始
② 0.02BTCが貯まるまでコツコツ積み立て
③ 0.02BTCが貯まったらDMMに入庫して代用
④ 現在レート付近で0.01BTC売りポジションを建てる
⑤ 積み立てとトラップ形成を同時に進めていく
すでに積み立てが進んでいる人
① DMMにビットコインを入庫・代用
② 現在レートより上に、所持コインの半分の量まで売りトラップを敷く
③ 現在レートより上なら売りトラップが稼働する。積み立てを止める選択も可
④ 現在レートより下なら現物コインを買い。安値で積み立てる。追加入金がなくても追証の心配はない。
以上です。
ビットコインの他、イーサリアムもDMMに入庫することが出来るので、1ポジション当たりの費用を節約することもできますね。
また、レバレッジ手数料0.04%は小さいように見えて、1BTC=700万円の場合は売り0.01BTCでも1日28円。BTCの価値が上がるとレバレッジ手数料も上がることに注意が必要です。
私はレバレッジ手数料以上の激しい値動きを期待して、ビットコインの値上がり益・リスクヘッジ・リピート益を同時に狙ってみようと思います。
リピート益をコインの積み立ての原資にすれば、積み立てにかかるお金を節約することもできますね。
2021年12月1日(水)6時59分まで、口座開設で全員に2000円プレゼントキャンペーン中です。
上記の条件に加え、0.001BTCからの代用ビットコインFXができる暗号資産交換業者【TAOTAO】を使った最新運用記事もありますので、そちらもご覧ください。レバレッジ手数料が受け取れる「マイナス手数料」も魅力です。
持っている株をFXの証拠金にできる「代用有価証券FX」記事もよろしくお願いします!
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