
アイキャッチがひどいな!
「トラリピ 大損」の検索でこちらの記事に来られる方が多いようです。
トラリピを含むリピート売買の資金効率に疑問を感じてはいませんか?
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トラリピでの大失敗に興味のある方はこちらの記事がおススメです。私はトラリピ開始一か月で100万円の損失を出しました。
トラリピの利益の源「総推移」に興味のある方はこのままお読みください。
トラリピ派は何を考えているの?それは総推移!
FX自動売買のひとつである、マネースクエアのトラリピ。FXは危険なはずなのに、なぜトラリピ派はしぶとく存在するのか。多くの人が大量の含み損を抱え、時には大損して退場しているのに、なぜいつまでも1つの手法にこだわるのか。
この記事では、トラリピが良く分からない人にトラリピの理念「総推移」を解説。すでにトラリピを始めている人も、初心に帰るきっかけになるかもしれません。
トラリピ派の目的は、「為替の値動きを利益に変えること」です。
口座を開設してログインするとみられるページがあるんですが、ログイン後の画面は公開できないので、公式ホームページで見られる少し古い資料を。一番上のドル円について見ればいいです。
マネースクエアの公式ホームページより引用

分かんない・・・
分かりづらいですが、米ドル円は、2011年~2015年において、年間の最高値と最安値の差は約14円。それに対し、「総推移」とマネースクエアが呼んでいる、4時間足での高低差の1年分の合計が約431円。

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為替はストレートに動くわけではなく、上下に細かく動きつつ大きなトレンドを形成します。
一年間で、為替が最高値から最安値の間15円を上下するのに、同じ場所を行ったり来たり、年間431円分もの細かい値動きがあることが分かったということです。それが毎年のように。

20倍以上・・・毎年・・・
ログイン後の画面では1年ごと、1か月ごとの各通貨の総推移を紹介しています。
例えば、2018年のドル円の最安値は104.58円、最高値は114.51円で、高低差約10円。それに対して上下の値動きは399.78円ぶん。

40倍・・・
為替の上下の予想はせずに、それよりはるかに大きい上下の値動きを取りに行く。
トラリピが見ているのは、この「総推移」。短期的な価格の上下ではありません。
20倍以上なら、そこを取れれば利益が出る可能性があるかもしれない。トラリピ派の目的は総推移です。
総推移をどうやって利益に変えるの?

ここまでは分かったよ。でも、その総推移をどうやって利益に変えるの?
それが大問題です。為替が上下するのは分かったけど、どこで上下するのか分からない。
トラリピは決められた価格での売買を自動で繰り返す注文。例えば、為替が100円と101円の間を上下しているのに、99円~100円の間に自動注文を入れていても意味がありません。

99.5円~100.5円に注文を入れていてもだめだね。99.75円~100.75円に注文を入れていてもダメ・・・あれ?
そう。どこで上下に動くか分からないから、上の図のように、細かい値幅で、いろんな価格帯にたくさんの注文をあらかじめ入れておく必要がある。
つまり、証拠金はたくさん必要だし、いつかは必ず(もしくはすぐに)大きなポジションと評価損は生まれます。
円高か円安かは分からないけど、これから先も値動きなら必ずあると期待できるから、大きな評価損を覚悟したうえで、大量の注文を並べ、大きな評価損を小さな利益の繰り返しで取り返そうとしています。
トラリピのドル円の最低単位、1000通貨で、200円の利益を取ろうと、0.2円おきに買い注文を並べたら、20円円高になれば100万円の評価損です。下の図は、○○円相場が逆行した時の、あなたに降りかかる評価損。
もし、買いトラリピを設定して、為替が20円円高に動いたら、含み損は100万円に膨れ上がります。この100万円の評価損を200円ずつ埋めていく作業。
かなり地味な作業になるし、SNSや公式ホームページなどでは上手く運用できている例だけが紹介されがちなため、焦りが生まれます。
繰り返しますが、これは普通です。そして、いつか逆転できます。
下の表は、私の2018年の取引履歴の一部。私はスワップ・スプレッドの面から、トラリピ公式ではなく他社でトラリピと同じような注文を一つ一つ発注する「手動トラリピ」を行っています。
私が大体0.25円ごとに建てている、ユーロ円売り手動トラリピ。表の一番下を見ると、
売り新規・買い決済の取引回数が2538件。

売り買いワンセットで利益だから、1269回の小さな利益を積み重ねたのか・・・
仮に、20円相場がずれても、我慢していればいつかは取り返せます。さらに20円相場がずれても。まだ我慢します。
気が遠くなるような長い作業になる可能性もありますが、いつかは含み損を上回る確定利益が手に入ります。
極端な話、個人でFXができるようになった1998年からカウントすると、ドル円の最高値は147.63円。2011年に史上最安値75.54円。約72円の上下幅。でも、1年で300円程度の総推移は毎年普通にありました。
72円の上下幅に対し、20年間の総推移6000円分。
だから、長く続けられるなら、トラリピは検討する価値がある。

為替相場が読めないから、この一点に賭けているのが長期トラリピ派です。
FXはギャンブルである。
FXは時間を味方につけることはできない。
FXはマイナスサムゲームである。
正しいです。2年や3年の短期なら。
アフィリエイト目的。
情報商材を売りつけようとする。
そんな人も確かにいます。さらに、
トラリピの大きな評価損を想定していなかった。
想定していなかったが、くじけてしまった。
小さな利益では我慢できずにポジションを増やしてしまった。
頻繁に全決済してポジションを建てなおし、時間の利益を捨てて失敗した。
私も初めてのトラリピでは1か月で100万円を損する大失敗をしました。

「総推移」の三文字を正しく追いかけるには、徹底した長期運用と、低レバレッジ。これしかありません。
レバレッジ規制など、証拠金をもっと用意する必要はあるかもしれませんが、私は低レバレッジで、ポジションをむやみに持たないようにトラリピ(手動トラリピ)を続けたいと思います。
最新の総推移のデータは必見なので、口座開設はしておいて損はありません。

総推移の詳しいデータはトラリピのログイン後のマイページ内で見られます!
裏技・現金を使わないトラリピ
本家トラリピも十分魅力的ですが、もっと魅力的な方法があります。
持っている株を証拠金にしてFXを行う、「代用有価証券FX」です。
auカブコムFX とマネーパートナーズ では、持っている株をFXの証拠金として使える制度があります。
株の成長や、優待、配当をもらいながら、リピート益まで手に入れることが出来ます。
自動売買と違い、自分で指値を使ってトラップを敷くことになりますが、資金効率は抜群。リピート益でさらに株を買って複利効果を倍増させることもできます。
もしも、あなたがトラリピで大損したとしたら、それはポジションの持ちすぎだったのではないでしょうか。
代用有価証券FXは、FX証拠金として差し入れた株から配当・株主優待がもらえるから、FXポジションが少なくても利益を上げられる可能性があります。
こちらの記事がおススメです。きっと、あなたのトラリピ観を一変させます。

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