先に結論!
運用資金の50%でナスダック2倍の投資信託を買い、残り50%でトライオートETF・ナスダックトリプルの売りトラリピ運用をすれば運用が安定する!
個人の感想です

何言ってんのコイツ。
具体的な運用方針を解説します。
気になるところに目次で飛んでください。
ナスダック100トリプルの怖さ
インヴァスト証券が提供する、ETFの自動売買、「トライオートETF」。一定間隔のレートで複数の注文を並べて、トラリピのようなトレードも可能です。
ナスダック100トリプルのリターンの高さに注目が集まる中、レバレッジ型ETFには
・もみ合い相場で価値を減らしてしまう
・一方的な下落相場に弱い
という側面があるため、2020年10月31日現在、ナスダック100トリプルはコロナショック前の高値を下回っています。
追記・2020年11月6日には、2回の2日連続の大きな窓開けにより150ドルまで回復しました。

レバレッジのかかっていないナスダック100よりパフォーマンスが悪くなる時期もある。
指数の連騰があればいいですが、トラリピ型の運用でこのまま下落を続けたり、もみ合い相場が続くと高値で掴んだ買いポジションが大きな含み損を抱えてしまう。
また、ナスダック100トリプルが最高値を更新したとしても、そこから再び下落を始めれば、次はもっと大きな含み損を抱えてしまうという怖さがあります。
指数が0ドルになっても問題ないくらいの証拠金を入れておくという手もありますが、それはロスカットを防ぐ方法であって、拡大する含み損を防ぐ方法ではありません。
高値を更新した後の下落が怖いということで、私はコロナショック後の戻りが弱い金融株トリプルのトラリピ型運用を行っています。

ただ、上下の激しい値動きを利益に変える、ナスダック100トリプルのリピート運用には魅力を感じるため、投資信託の買いとトライオート売りリピート運用の合わせ技を開始しました。
次の項目で解説します。
資金を投資信託とトライオートに2分割
iFreeレバレッジNASDAQ100に資金の半分
投資資金100万円を想定します。(50万円でも25万円でも大丈夫です)
その資金の半分を、投資信託
iFreeレバレッジ NASDAQ100
の購入に回します。
これはNASDAQ100の2倍の値動きをする投資信託です。他に「NASDAQ100 3倍ブル」という投資信託もありますが、これは2023年に償還日が設定されている(延長の可能性あり)ため、除外しました。
auカブコム証券 はPontaポイントを使って投資信託が購入可能で、かつ保有する投資信託の金額に応じてPontaポイントがもらえ、さらに代用有価証券FXにも利用可能という優れた特徴を持ちます。

⇒代用有価証券FXとは
話が少しそれましたが、運用資金の半分でiFreeレバレッジNASDAQ100を購入します。
投資信託はマイナスにはならないので、買ったまま放置です。
トライオートETF・NASDAQ100トリプルの売りトラリピに資金の半分
次に、資金の残り半分でトライオートETF・NASDAQ100トリプルの売りトラリピ運用の計画を立てます。
トラリピは一定間隔おきに注文を入れますが、指数が大きくても小さくてもトラップを一定間隔にする意味も有効性も感じない(個人の感想)ので、100ドルを基準にして、100ドルから300ドルまで、4%上昇毎に1口ずつ売りトラップを敷きます。
具体的には下の表です。
全ての売り注文を成立させて100ドルから300ドルまで上昇した場合、含み損は40万円程度です。(多めに見積もるため、1ドル120円換算)
100ドルを開始位置とした4%上昇毎のトラップにするため、100ドルから300ドルを29本のトラップでカバーできます。

4ドルおきのトラップだと50本近くのトラップが必要!
4%トラップで証拠金・評価損を3割程度カットできるよ。
上記の表は利確幅も4%にしているけど、そこはお好みで!
投資資金が大きい人は2口ずつ・3口ずつ・・・と増やしていけばいいでしょう。資金が少ない人は4%ではなく8%おき、面倒なら上記の表をひとつ飛ばしで発注すればいいでしょう。
とにかく、50万円の予算でトラップ29本。ビルダー機能で注文してあとは放置です。
次に、この投資信託買い・ETF売りリピートの目的と効果を確認します。
ETF売りリピートが上抜けしたら
投資信託と違い、追証の発生する可能性のあるETF売りリピートですが、記事作成時約120ドルのNASDAQ100トリプルに対し、100ドルから300ドルまでのトラップを敷いています。
仮にすべての売りトラップを掴んだまま100~300まで上昇すれば、評価損は約3400ドル。

気絶!
3400ドルは大ショックですが、資金の半分はナスダック2倍の投資信託の買いに回っています。
3倍ETFが100~300までの上昇を見せたという事は、2倍投信も正確ではないですが2倍程度の上昇を見せているはずで、トータルでの被害は大きくありません。
リピート益が十分に出ているなら収支がプラスもあり得ます。

トライオートがピンチの分だけ投資信託の評価が増えていることを期待しているのか!
この場合、大幅な利益の出ている(ハズ)の投資信託を半分売却して、そのお金をトライオートに回して態勢を立て直します。売りポジションをロスカットして注文を並べ直しても問題ありません。

運用中のリピート益だけを抜こうとしているんだね!
投信50%、ETF売り50%で、指数の急上昇による上抜け対策はできていると考えていいでしょう。(個人の感想です)
NASDAQが大幅下落したら
NASDAQ100トリプルが暴落した場合、買いトラリピ型の運用をしている場合は大ピンチ。追加入金が必要になるかもしれません。

指数が回復するのをじっと待つんだね。つらい!
しかし、投信買い50%・ETF売り50%の場合は違います。
NASDAQ暴落時でも、投資信託には追証がないので放置で問題なし。さらに、売りポジションが全て利確されて消滅したトライオート口座には50万円+ここまでのリピート益がまるまる残っています。
だから、暴落時は
トライオート口座に残った資金を2分割して投資信託を追加購入。残りで売りリピート注文を入れます。

十分に価格が下がったナスダック投信を、追加資金なしで積み上げます。売りトラップも注文を停止して現在値付近に建て直しです。
ちょっとしか投信が買えなくない・・・?と思うかもしれません。
では、NASDAQトリプルのチャートをもう一度確認してみましょう。
コロナショック以降のチャートの急上昇は、ナスダックの強さを表したものというより、レバ型投信の、「底値からの連騰による複利効果の大きさを」表している側面が強いと考え(個人の感想です)、底値での買い増しは少ない金額でも十分な効果を発揮すると考えます。

むずかしい話はやめてほしいけど、底値から4倍以上になっているね!
暴落からなかなか回復しない展開も考えられますが、資金の半分はトライオート売りに回っていることも忘れてはいけません。低いレンジでウロウロされてもリピート益は継続して受け取ることができるため、資産はジワジワ回復します。
投資信託が十分に値を戻したら、売却してトライオートに現金を戻す。再び50%ずつの比率になるようにします。
投信の大きな値戻りを期待するなら、NISA口座での購入で売却益に対する税金を回避する選択もできます。(NISAでは代用FXは使えません)

安くなってるからNISA枠のスキマに入れられる!興奮する!
以上の繰り返しで、
追加入金の必要がなく、継続したリピート益を受け取り続ける運用の出来上がりです。

ロスカットがなくリピートを絶やさないなら、トラリピ運用の勝率はかなり高いはず!
ナスまとめ
50%を「iFree レバレッジNASDAQ」投資信託、
50%を「トライオートETF・ナスダック100トリプル」売りトラリピ型運用。
暴落時・暴騰時は資金を2分割してトラップを継続する。
追加資金なしで、非常事態への対処まで決まっているので、精神的にも楽だと思います。
NASDAQをNASDAQでカバーしつつリピート益だけをゲットし続ければ、長期の安定運用が期待できるのではないでしょうか。

まとめが雑!
ご意見・ご感想をお待ちしております。
特定の投資手法を推奨するものではありません。
投資信託の運用額に応じてポイントがもらえて、ポイントで投信が買える!
さらに代用有価証券にも使えるのがauカブコム証券!
トライオートETFはインヴァスト証券!
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