2020年の年間運用報告です。
auカブコムFX で、持っている株をFXの証拠金として利用することのできる代用有価証券制度を使い、現金を使わずにFX運用をしています。
株の下落時は円高に振れることが多いため、FXのメイン手法はユーロ売りの手動トラリピです。
結論から申し上げますと、
今年度の株の収支は+440,507円
FXの収支は-570,760円
2020年度はトータルで
-123,253円の赤字
となってしまいました。
ダセえw赤字wwww
ですが、株とFXで収支のバランスを取るのが目的の代用有価証券FXにおいて、年間収支がプラスマイナスゼロ付近にいることは予定通り。
そのかわり、今年度は代用FXの効果で、年間80万円の入金に対し、約220万円分の株の積み上げに成功しています。
何言ってんのコイツ。
詳細を見ていきましょう。
まずは2020年12月の運用報告からです。
株式部門(2020年12月)
株式部門 カッコ内は前月比
現物株式・ETF・投資信託
評価額 4,528,088円
含み益 +304,578円(+227,661円)
確定利益 +47,058円
配当金 +15,285円
株式部門は
+289,934円!
先月に引き続き株式部門は絶好調!
代用有価証券FXでは、含み損の大きい株を売却したお金でFXポジションの損切りが行えるため、成績の悪い個別株の入れ替えが容易という利点があります。
2019年は慢性的に含み損を抱えていた株式部門は、銘柄入れ替えにより含み益状態に突入しました。含み益の状態で株を持つため、支払い税は高くありません。
含み益を抱えつつ毎月の利確も出す!興奮する!
○○ショックに対してはユーロ売りでカバーする(必ずではありません)ため、株の購入は積極的に続けます。
FX部門(2020年12月)
保有ポジション カッコ内は前月比
ドル円買い 50,000通貨
ユーロ円売り 169,000通貨
ポンド円買い 5,000通貨
ポンド円売り 9,000通貨
含み損 ー1,142,216円(-276,664円)
確定利益 +40,818円
FX部門はー235,846円!
再びユーロが127円に!
2020年8月に、ポジションの一部損切りまで追い詰められたユーロ円が127円に再び突入。
ポジションを持ちすぎた反省からユーロ売りのトラップを減らしているのと、前回と違い所持株の評価が80万円ほど上昇しているため維持率には余裕があります。
ユーロ円売りに関しては、1円おきに1万通貨のトラップをしかける手動トラリピを行っています。
ただ、1円幅のリピートは手動であっても決済回数が少なくて暇です。
イフダン注文で新規売り⇒決済買いまでの発注を行っているため、計2円動くまではやることがありません。
そこで、ポンド円で両建て実験を始めました。今月の利確のうち、14,000円程度はポンドの利確です。
検証後、記事にしようと思います。
株部門+FX部門の2020年12月の収支は
株部門 +289,934円
FX部門 -235,486円
合計
+54,088円!
今月は株とFXで収益のバランスが取れているね。トータル収支も回復してきているよ。
次に、2020年の年間運用成績です。
2020年 年間運用成績
2019年12月末と2020年12月末の比較です。
株式部門・年間収支
+447,507円
FX部門・年間収支
-570,760円
2020年の年間収支は
-123,253円!
改めてダセえwww
惜しくも年間収支はマイナスになってしまいましたが、代用FXの本当の目的、株の積み立てを加速させる効果について見てみましょう。
私の、年間のauカブコム口座への入金額は80万円です。入金したお金で主に米国株ETF(1655)を購入しています。(毎月5万入金×10か月+マネーパートナーズから引き揚げた30万)
そこに、FXリピート益で買った株とその成長が上乗せされる・・・!
現物株式・ETF・投資信託評価額
2019年12月末 2,290,760円
↓
2020年12月末 4,528,088円
1年間で積み上げた株の金額は
2,237,328円!
コロナショックに耐えて、ユーロ円売りの損切りがあって、年間収支はマイナスなのに積み上げた株だけは大きいね!
代用有価証券FXユーロ売りは「株とFXの収支のバランスを取る」という目的があるため、短期で大きな運用利回りを上げることはできません。
しかし、実際の資金の動きは下記のような形でした。
運用のメインとなる通貨ペア・ユーロ円のみの毎月のリピート益の推移です。
普通のFX運用のように、年間トータルだけに着目すると、
約45万円の確定益があるが、今年度は含み損も50万増えてしまったから意味がない。株とFXの同時運用は無駄。
という感想になりますが、
代用FXユーロ売りの場合、
年間95万円のFX確定利益で株を買い、その株が成長した。成長した株の一部・または成績の悪い個別株を売却し、ユーロ売りの損切り資金50万円を捻出した。
という形になり、株価が下がったときにFXリピート益で先行購入した事に大きな意味が生まれました。
およその金額ですが、
前年度12月時点での所持株230万
今年度の入金額80万
FXリピート益で買った株90万
それらの株の成長45万
約230万円の株を450万に積み上げた内訳は、大体こんな感じです。
個別株の銘柄選定によるパフォーマンスの向上ではないという点が肝になるね!月5万+αの現金の逐次投入では実現できない成果だね!
代用有価証券FXは有効
2020年は、コロナショック・ユーロ円の急上昇と株・FXともに激動の年でしたが、そんな中で
① FXに現金を使わずに運用できている
② コロナショックを予定通り乗り越えている
③ FXリピート益を使って株を購入することで毎月の株の積み立てスピードが上がっている
④ FX部門もリピートの繰り返しで黒字化が期待できる
⑤ 2019年に3万9千円程度だった株の配当金も、2020年は7万5千円。2021年はさらなる配当が期待できる
⑥ 株主優待も楽しめている。
と、ブログ開設初期からの予定通りの成果を上げ、資金効率と使い勝手の良さから、今では代用FXからは抜け出せないレベルになってしまっています。
個人の感想ですが、長い目で見れば「資金量によってFXポジションを徐々に増やしていく手法」を取る必要もなくなるという点で、代用有価証券FXは期待が持てると思います。
株の成長と配当が期待できるからね!FXは無理しなくていい!
徐々にFXに頼る比率を減らすことまで計画の内です。
2020年度は、日経平均株価も米国株S&P500指数も約16%の上昇を記録したようです。
FXの運用効率を、通貨ペアの組み合わせ・スワップ・スプレッドに求めるのではなく、代用有価証券制度を使って証拠金の一部を株で運用し、「FX証拠金自体を成長させることで、FXポジションを抑えた運用方針が組める」代用FXは検討に値するのではないでしょうか。
ポジションを控えて利回りを上げるとは・・・!
十分な資金を用意してFXリピート計画を立てる人ほど、よく考えてみましょう。
そのFX証拠金が株でできていたら。
株の利益が乗るのなら、FXのポジション量をもっと抑えた運用も可能ではないか。
個人の感想ですが、私は代用FXに強い魅力を感じています。来年、ユーロ売りのトータル収支が改善したとき、さらなる成果が見られると思っています。
具体的な運用予算はこちらの記事を是非ご覧ください。
投資信託も代用できて、1000通貨からの代用FXが可能なのがauカブコムFX !
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2021年も引き続き、他では見られないような代用有価証券FX記事を充実させていきますので、「優待株・FXぼんやり微益ブログ」をよろしくお願い致します。
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