2020年8月の運用報告です。
株を証拠金としてFXを行う、代用有価証券FXをメイン手法として運用しています。
株価が下落するときには円高に進むはずだからと、株をFXの証拠金として差し入れ、ユーロ円売りの手動トラリピを行っています。
先に結論から発表しますと、2020年8月の収支は
-23,297円でした。
7月は約20万ユーロの売りポジションに対し3.5円のユーロ高、さらに所持株の下落が重なり、資産はー80万円の下落。
8月に入り、さらに上昇するユーロ円。7月末に124.7円だったユーロが126.7円に上昇。
10円逆行したポジションはロスカットするルールにより、優待目的の個別株で含み損の大きなものから順にいくつか損切り。そこで出てきた現金で50万円ほどFXの損切りを行いました。
興奮する!
詳細を見ていきましょう。
株部門
かっこ内は前月比
現物株式 2,962,680円
評価損 ー121,800円(+597885円)
確定損失 -282,260円
受取配当金 1,180円
株部門は+316,805円!
単元株・ブリヂストン、ファルテック、みちのく銀行、N・フィールド他、端株を数銘柄損切り。
しかし、コロナショック時に購入した米国株の調子がよく、個別株の損切り分以上の上昇を見せました。
30万円分くらい損切りしたけど、評価額は30万円増えていた!
株主優待廃止の企業もチラホラみられるため、今後はお気に入りの優待銘柄以外は現金に戻すか、ETFをメインに購入しようと思っています。
FX部門
ドル円買い 20000通貨
ユーロ円売り 199000通貨
ランド円買い 180000通貨
評価損 -1,387,948円(+167,746円)
確定損失 -507,848円
FX部門はー340,102円!
50万損切りしても数日後には50万評価損が増えるユーロ円。
月例報告記事を書こうとすると1.5円上昇するユーロ円。
そろそろ下がっていただけませんか・・・
6月~7月にもユーロが10円上昇する場面が見られ、その時はポジションも少なかったためダメージは少なかったのですが、20万通貨を保有する今では1円上昇でのダメージがデカい。
今月も相当苦しめられました。
170円まで上がるかもな!
(過去最高値付近)
損切りの額に隠れてしまっていますが、今月のリピート益は27000円ほどでした。
10円逆行したポジションをロスカットしつつ継続です。
8月の合計損益は
-23,297円!
感想・今後の見通し
拡大し続けるFXの損失を、株の利益でなんとか支えた8月。
今月だけ見れば、株とFXの収支のバランスという点ではまずまずの結果ですが、先月の分が全く挽回できていません。
代用FXのおかげで、株の評価が上がるとFXの維持率アップ。
株価の7割が証拠金として認められる代用株ですが、それを現金に戻すと7割の縛りが無くなり維持率アップ。
FXの証拠金維持率にはまだ余裕があります。
追加入金に頼らずに維持率を上昇できるのは、運用額が大きくなれば必ず役に立ちます。
しかし、トラリピの「レンジを外れるほど含み損の拡大が激しくなる」「拡大する含み損に対し、リピート益が小さいままである」点は解決されていません。
「○○円の下落にまで耐えられる」予算を組んでも、実際にそうなった場合の心理状態であるとか、収益改善の方法が値戻り待ち一辺倒なのは少しおかしい。
そこで、リピート回数は控えめになるものの、含み損の急拡大が抑えられ、計算がしやすいトラリピに少しずつ資金を振り分けています。
記事は作成中ですが、上記記事の欠点をいくつか改良。ドル円・ユーロ円のみで分かりやすく運用するものになります。もう少しお待ちください。
8月の運用報告は以上です。
様々な手法に飛びついて、あらゆるところで資金拘束。そんな事態に陥らないよう、20年使えるような、安定した代用FX・トラリピ(手動トラリピ)記事を書くよう努力して参りますので、9月もよろしくお願いします。
おまけ 1年前・株と為替が連動していて安心しきっていた時期の運用報告。
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