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ベア3倍ショート・幅広リピート運用案

注意・こちらの運用法は、まだ実験・検討中です。
細かい設定・ルール等の変更の可能性もあります。


先に結論!




GMOクリック証券で、指数の3倍の値動きをするベア型の銘柄

NQベア3倍ETF(SQQQ)
米国半導体ベア3倍ETF(SOXS)
米国30ベア3倍ETF(SDOW)
米国小型株ベア3倍ETF(TZA)
米国債20年ベア3倍ETF(TMV)

を、初期値から離れるほどトラップ間隔が広くなる幅広トラップの売りで運用。


ベア型ETFを売りで持つことにより、参照元指数の上昇でリピート益が発生するスタイルを取りながら、毎日の金利もプラス(もしくはゼロ)にしつつ、上下動を繰り返すことによる逓減も味方につけます(個人の感想です)。


初期値20ドルを想定した設定と予算は下の図です。

脚線美

もう全然分かりません。



等間隔にポジションを持つのではなく、1コ前のポジションから2%・4%・・・とトラップ幅が広くなっていき、口数も増えているのが特徴です。初期値の3倍に耐えられる予算を想定しているため、一度に予算全額を入金するのではなく、必要な分だけ少しずつ入金していくこともできます。


レバレッジ型の逓減とは?という方は、仕組みを確認しておきましょう。



なぜこのようなトラップになるのか、詳細を解説していきます。

目次

3倍ブルと3倍ベア


米国株の上昇に期待しているのは私も同じです。
そこに買いリピートを組み合わせてリピート益を手に入れたいとは思っています。


ここで、指数が上昇すると利益が出る、NASDAQ3倍ブルETF(TQQQ)のチャートを確認してみます。

過去1年間の値動き(TQQQ)

過去1年間は、右肩上がりであることは事実です。

しかし、過去5年間の値動きに注目すると違った側面が出てきます。

過去5年の値動き(TQQQ)


2022年までは上昇を続けるものの、その後の下落スピードも速く、単純な買いリピートで挑むのは疑問です。90ドル付近で持った買いポジションの含み損が気になるし、毎日取られる金利も痛い。

コゼニ

リピート売買と、タテに長くなる値動きは相性が悪い。



次に、NASDAQ指数が下落すると利益が出るNASDAQ3倍ベアETF(SQQQ)の値動きも確認します。

過去1年間(SQQQ)


TQQQとは逆に右肩下がりです。

1口あたりの価格が低くなるなら、必要証拠金も安く済みますね。
これに「売りリピート」で乗っかろうという算段です。


過去5年のチャートも確認しましょう。

過去5年の値動き(SQQQ)




ヨコヨコでパフォーマンスが悪くなる影響もあって、初期値など見る影もないですね。


運用の出口を下に見る売りリピートをぶつけられそうです。


毎日発生するSQQQの金利は、記事作成時(GMOクリック)で

買い -0.45円 (小数点以下は切り上げ)
売り +0.15円です。(小数点以下は切り捨て)

と、売りでプラス。1円以下だと切り捨てで0円になりますが、何口かまとめて持っても安心ですね。


逆に、配当に当たる権利調整額は売りだとマイナス。
2023年12月19日に発生した権利調整額は-0.27287ドル(約40円)でした。
約3か月に1回発生しているようです。


徐々に切り下がっていく銘柄に売りで挑むのであれば、総保有口数が少ないのでリピート益で挽回可能な範囲と考えます(個人の感想)



3倍ベアに売りトラップで挑む。

駆け込み需要

3倍ベアが吹き上げたらどうするんだよ!TQQQの買いと一緒だろ!



その通りですね。

次の解説は、トラップ幅と運用予算です。

初期値の3倍までの予算を用意


もちろん、NASDAQの下落で利益がでるベア型ETFを売るということは、結局は買い目線。

NASDAQが連続で大幅下落すればSQQQは急上昇。売りトラップの含み損は急増します。


ここで、過去5年間の値動きをもう一度確認。


個人の感想ですが、「どの期間を切り取っても、最安値から3倍の価格までは、簡単には戻せないのでは」という部分に注目し、予算を編成しようと思います。


※ 例えば、S&P500が1日で前日の終値から20%下落した場合、サーキットブレイカーの発動で終日取引停止になります。それが3日連続で起こると初期値20の3倍ベアは計算上20→32→51.2→81.92となり、指数は初期値の4倍になります。万が一に起こっても良い金額での運用が望ましいと思います。


初期値が20ドルなら、GMOクリックの任意証拠金は60ドルまで積んでおく。


さらに、均等トラップではなく、不利になるほどトラップ間隔が広くなる幅広トラップを、徐々に口数を増やす形で採用します。

60ドルでロスカットする場合の含み損を「必要予算」としています



価格が徐々に切り下がっていくことを期待するのだから、運用開始地点でのレートが初期値となり、さらに価格が下がった場合はその地点(運用来最安値)が初期値となります。


仮に20ドルを初期値として1口持った場合、そこから約2%上の20.4ドルで2口を購入。
元の価格まで戻れば利確。さらに逆行したら、2番目のポジションから4%上で3口を購入です。

1回あたりのリピート益の概算は表の右です。


おいしい部分で口数を増やすということですね。レンジ端に1リピート数百円のトラップが数本あっても効果は薄いと考え、まとめてポジションを持って1回のリピート益を大きくします。


SQQQの価格が10ドル付近まで下がるなら、2口・4口・6口・・・・と持つようにすればいいですね。そこから3倍の価格に跳ね上がっても必要予算はあまり変わりません。


運用2週で年利換算

初期値から2倍以上の価格帯のリピートが何度も決まるとは思えない。発動しないトラップに予算を多く回すのは現実的ではないだろ!


その通りですね。


短期的な吹き上げに対してトラップを仕掛けたところで、複数回のトラップ発動は望めません。
レンジ端になるほどポジションをまとめて持つ方針ですが、そもそもその価格まで到達するかが不明です。

ぽち袋

たしかに。




特殊なケースでの利益を強調するのは不誠実ですね。


徐々に価格が切り下がっていくことを期待しているのに、逆方向のトラップばかりが豊富というのがそもそもおかしい。


これは他のFXリピート設定にも言えます。


それに対応するのが、複数の3倍銘柄の同時展開です。

複数銘柄を少しずつ・大きく動いたら絞る

GMOクリックの3倍銘柄は、SQQQだけではありません。

NQベア3倍ETF(SQQQ)
米国半導体ベア3倍ETF(SOXS)
米国30ベア3倍ETF(SDOW)
米国小型株ベア3倍ETF(TZA)
米国債20年ベア3倍ETF(TMV)など

※ 新規売り規制中の可能性もあります



最初に示した必要予算は約22万円。初期値の3倍をカバーするポジションのための予算は、すぐ必要になるとは限らないし、ポジションを持たないならそもそもその金額は必要ない。


だから、最初の予算は複数銘柄の初期値付近の同時展開に充て、追加の予算と続ける意思があれば、必要な予算だけ1ブロックずつ入金すればいい。

※ 6銘柄すべてを展開する必要はありません。予算半分の3銘柄でも可

コゼニ

初期値付近の口数が少ないのは同時展開を行うためだったとは!




NASDAQ・小型・半導体など、同時に複数銘柄が大幅下落・新規売り規制になることも想定し、大変動時には予算があれば1銘柄だけついていく(1回のリピート益も大きくなるため、1銘柄だけでも良いという判断)。

レンジ内なのに不安感が出てはいけない

いつ起こるか分からない大変動に対しては、あらかじめ予算を割かないスタイルだね。そのお金で現物株を購入する選択も取れるよ。


いずれ、元の位置に値が戻ってきたら、その部分の予算は口座から抜いてもいいですね。

私は、以上のような予算編成で、

〇 ベア型の売りで、米株などが上昇した時にリピート益が出る方針
〇 3倍銘柄の激しい値動きを狙える
〇 初期値付近では複数銘柄の小さなリピート
〇 不利な場面では1つの銘柄で大きなリピート
〇 徐々に値が切り下がる効果で運用の出口は下に見る
〇 必要な資金だけ少しずつ入金できる
▲ 金利調整額の負担なし(配当に当たる権利調整金の負担はアリ)
▲ 新規売り規制・廃止があるかも 
× 初期値の3倍でロスカット

という方針のリピート売買をする予定です。


買い目線自体が正しくても、3倍レバレッジ銘柄の買いリピートではうまくいかない場合があるかなと、ベア型の売りリピートとしました。


次に、新規・決済等の実際の運用法の例を挙げます。

指値は置かずに成行売買

GMOクリックは最大でも翌週末に指値注文が取り消されます。


私は、どの銘柄のどのポイントに発注したかの管理・確認が面倒なのと、徐々にトラップ幅が広くなり、簡単に新規・決済が発動しなくなることを考えて、


毎日の取引開始時刻付近で、「決済できるポジションがあれば決済。新規で持てるポジションがあれば成行→任意証拠金セット」の、1日1ターン制を採用しています。


スマホアプリでは表示がありませんが、PCのブラウザとPCアプリ『はっちゅう君』では、各ポジションの評価損益率が分かります。

例えば下の図は、小型株3倍を

18.82ドルで最初の1口売り
1口の損益率が-2%になったところで2口追加
2口の損益率が-4%になったところで3口追加 と保有したものです。


半導体3倍は、初期値が5.6ドル付近だったので、約20ドルの予算に合わせて

5.60ドルで4口購入
4口が損益率-2%になったところで8口購入
8口が損益率-4%になったところで12口購入しました。
(スプレッドの関係で銘柄によって0.5~1%の微マイナスから始まります)


各ポジションが元の値(1コ前のポジションの値付近)まで戻っていたら決済します。

実験中なので不安定な口数・受け渡し金額で申し訳ないですが、利確の様子は以下。

1・2口の細かい利確の積み重ねで、開始後7営業日の利確は約2,000円。
約20万円の予算としては良い感じです(今後の利確を保証するものではありません)


ダイナミックな値動きを期待したリピートなので、より有利な位置で新規や決済のチャンスがあったり、勝手に何個もポジションを取ってきたりしない成行ターン制を採用しました。

パンデミック

窓開けは興奮するね!



夜中に目を覚ました時には決済や新規を取ることもあります。
取引時刻は 月曜~金曜 23:30~翌6:00(米国夏時間 22:30~翌5:00)なので、朝に強い人は1日2ターン制もいいかもしれませんね。


利確・発注の仕方に関しては、お好みの方向で決めればいいと思います。

ベア3倍ショートリピートまとめ

・GMOクリック
・NQベア3倍ETF(SQQQ)を含む3倍ETF
・幅広売りトラップの同時展開
・証拠金は初期値の3倍まで積み、後は必要な予算だけ入金
・成行新規・決済でリピート(お好みで)


以上です。


私は2024年から、初期予算20万円で採用し、リピート益でNISA枠を埋めます。
運用経過も報告していこうと思います。


利確幅が広くて決済が少ないFXリピート設定と組み合わせて、1日1回チェックするリピートを楽しんでもいいかもしれませんね。


お読みいただきありがとうございました。

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