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イギリス100CFD リピート売買設定と実績

こちらの記事は、「イギリス100」のリピート売買設定記事です。


イギリス100は、ロンドン証券取引所に上場する、時価総額で上位100銘柄の加重平均型株価指数。


それと価格が連動する「イギリス100 」CFDが他のリピート先に対して格段に優れているという主張ではなく、リピート系の分散先として魅力があるとの考えから、私はイギリス100のリピートをはじめました。



今回の設定の特徴は、


・買いトラップで、不利なレートになるほどトラップ間隔を広げ、指数の大幅下落時のダメージを抑える

・買いポジション1つごとに指数の50%下落に耐える予算を充てる

・上記2つの特徴から、入金を焦る必要がなく、必要な資金が少しずつ投入できる


以上となります。

今回の記事の概要をキュッと1枚の画像にまとめたものは以下の通り。
運用開始地点は記事作成時付近の7700ポイントとしています。

脚線美

防御重視っぽいけどよく分かりません。


上記の設定を採用する理由を、順を追って解説します。
気になるところに目次から飛んでください。

目次

なぜイギリス100を選択するか


イギリス100をリピート先として選択する理由は、基本的には上昇志向の株価指数でありながら、米国株式ほど強力な上昇を見せておらず、


レンジ相場も長いことです。(個人の感想です)




強力な上昇を見せ続ける指数なら、リピート売買ではなく同予算を使った現物株式などの長期ホールドのほうが運用としては魅力があるし、大きな上昇を見せた後の大幅下落は、高値での買いポジションを複数持つ点で、リピート系の最も苦手とする場面です。


強く上昇を続けているわけでもなく、揉みあっている期間が長い。大幅下落からもしっかり戻ってくるということで、リピート売買の分散先としてイギリス100の買いリピートを検討します。


なお、英ポンドの金利が配当より高くなった場合は、3・6・9・12月のタイミングで発生する価格調整金が買いでマイナスになる場合もあるので気を付けましょう。


買いリピート設定解説

リピート設定は単純。最初のトラップ幅100ポイント、利確は150ポイント。
買いポジションが多くなるにしたがって、50ポイントずつ利確幅・トラップ幅を広げていくだけです。

1ポジションあたりの予算は、買いトラップをもった価格×10の日本円です。


予算の内訳を説明します。


イギリス100の評価損益は、指数の0.1倍。決済通貨はポンド。
指数が100ポイント動くと10ポンドの利益。約1,800円。

円安に傾くと、リピート益・評価損が大きくなるので証拠金には余裕を持たせたいところ。


7700で買いを持つ場合、そこから50%の価格下落を想定して3850ポンド。
1ポンド200円で換算して3850×0.1×200=77,000円。


買いポジションを持った場所の10倍の日本円を証拠金として入れるルールにして、必要資金の管理を楽にします。

脚線美

ちょっとずつ資金を投入するときにも便利だし、使ってない資金をどこまで抜いていいか判断するときにも便利だよ!


なお、買いポジション1枚当たりの証拠金は、記事作成時で約14,000円です。



私の運用口座はDMMCFDですが、GMOクリック証券なら0.1口・証拠金約1,400円からはじめられ、スプレッドも有利です(記事作成時)


0.1口からなら、日経225CFDも魅力的ですね。


話を戻しますが、今回の記事は、「リピート系の分散先としてイギリス100はどうだろう」という趣旨です。


ここで、例えば「100ポイント毎に買いポジションを並べ、だいたいコロナショック付近までの下落を想定する」というオーソドックスなリピート方針を立てた場合を考えましょう。

予算案は以下の通り(1ポンド=200円を想定)



記事作成時のレート、およそ7,700ポイントから5,000ポイントまで、およそ35%の下落で、ポジションを持つためのポジション証拠金も合わせて約100万円の予算が必要になります。


さらに問題なのは、5,000ポイントよりさらに下落する場合、1,000ポイント毎に含み損は約50万円ずつ増加していく点。

革財布

売買単位を0.1にしたから解決する問題ではないな!




リピート系の分散…と考えていながら、レンジアウトで含み損が激増する設定を次々と増やしてもいいでしょうか。


相場の急変時には、イギリスの株価指数だけでなく、他のリピート設定・その他の運用先もピンチに陥っている可能性も十分考えられます。


「レンジアウトで全損切りか入金」以外の方針がリピート系の分散には求められると、個人的には考えます。

想定年利で釣る

魅力的なリピート設定はレンジと予算を絞っていることも多い。手持ちの設定が同タイプのものばかりになっていないか振り返りたいね。



そのため、今回の設定で目指すのは、追加入金・損切り等に焦ることのない、余裕を持った設定です。


そのために必要なのが、ここまでで説明した、

・買いトラップに不利なレートになるほどトラップ間隔を広げ、指数の大幅下落時のダメージを抑える

・買いポジション1つごとに指数の50%下落に耐える予算を充てる

・入金を焦る必要がなく、必要な資金を少しずつ投入する


以下の特徴を持つトラップです。


最初の2・3ポジション分だけ入金しておき、あとは焦らず、必要なだけ入金する。


他のリピート設定のリピート益があれば回すという複利運用的なスタイルもとれるわけです。


ズルズル下がり続けて怖いなと思ったら入金はしなくてもいい。価格の50%下落まで想定した予算なので、ロスカットまではかなり遠い。


新規買い指値は1個、もしくは2個下まで発注しておけば問題ないと思います。徐々にトラップ幅が広がっていくので、簡単には刺さらないからです。


したがって、最初の入金額も2~3ポジションくらい。下がってきたら入金するか、やめておくかゆっくり考えます。


1ポジション毎に予算を設定しているから、5000ポイントまで下落した後7000ポイント付近まで戻った場合、下の価格の分の証拠金は一旦抜いてもかまいません。


再び下がってきたときに、入金するかパスするか考えればいいですね。

パンデミック

「抜いてもいい額」も分かりやすいね!


試しに、コロナショック時の約5000ポイントまで価格を落としてみましょう。


5000ポイントまで下げた時に運用を止めたくなった場合でも、証拠金は約半分残ります。


さらに下、3200ポイント付近まで入金を続けながらポジションを持っても、予算は約78万円までしか上がりません。

パンデミック

ポジション数を抑えるから、大きく値を下げた時の含み損の拡大スピードが抑えられているね。


指数の50%下落を想定したうえ、トラップ幅が徐々に広がっていくから、損切りポイントはかなり下。
4000ポイント付近・3000ポイント付近は、コロナショックよりも低い位置で、過去20年くらい巻き戻さないと到達しない価格です。


最上部のポジションは50%を割っていますが、下部のトラップの予算に十分余裕があるので、身の振り方をゆっくり考えられます。


50%以上逆行したポジションだけ、1枚ずつ損切りしていく手もありますね。


まとめて入金・損切りではなく、必要な分だけ少しずつ。

シダ植物

リピート系において、数十万・数百万のお金を一度に投入するスタイルの設定は1つ程度でいいと個人的には思っています。


繰り返しですが、

・指数の50%下落を想定
・入金は1本分ずつ、必要な分だけ
・価格が戻ってきたらお金は一旦抜いてもいい
・100・150・200…とトラップ幅・利確幅を広げる

以上の方針で、入金を急ぐ必要のないスタイルでイギリス100に分散します。


メインを張るなら右でもいいけど、リピート系の分散を図るなら左というのが、最近の私の意見です。



あまり使いたくない言葉ですが、資金効率は決して悪くありません(個人の感想)。
不必要な部分にトラップを敷かないからです。万が一の防御力も高い。


通貨ペア・利確幅の妙ばかりに気を取られ、万が一の時の防御がおろそかな設定ばかりになっていないか確認したいですね。

革財布

高値掴みの危険もあるだろ!


その通りですね。


基本的には株価の上昇を見込むイギリス100リピートは、価格の上昇に対しては、買いトラップで追いかけていきます。


価格が上昇した後の暴落は怖いですね。


今回の記事での初期値は7700。それが9000程度まで上昇して、その後急落した場合を確認してみましょう。

指数の上昇後の下落について


リピート系の弱点は、単純な指数の下落だけではありません。

最も危険なのは、一旦上昇した後の下落。高値掴みの買いポジションを持った状態での大幅下落です。


まず、普通の等間隔トラップで、指数を7700から9000まで上げて、その後5000まで下げた場合のポジション状況を見てみます。

100ポイント毎にトラップを敷くと、9000~5000付近まで敷き詰めたトラップの含み損は163万円。


これに約40本分のポジション証拠金も必要になります。さらに1000ポイント価格が下がれば含み損は約80万円増えます。


リピート系の分散としては心もとなさを感じます(個人の感想)


次に、今回のトラップでのポジション状況を見てみましょう。



まずは、ポジションの数について。

指数が1500上がった場合を考えてみましょう。

徐々にトラップ間隔が広がっていくスタイルだと、1500ポイントもの上昇を見せた後で5000以下まで下落しても、2・3本のポジションの増加で済みます。

100ポイント毎のトラップだと、上部の買いポジションが巨大な含み損を生みますね。

下落時の含み損も見てみましょう。

初期値7700からいきなり5000付近まで落ちたら約33万。9000近くまで上昇後の下落なら約64万。


先ほどの均等トラップの含み損160万より、圧倒的に少ないですね。

指数×10の日本円でポジションを立ててきたなら、9000~5000まで下落しても予算内。


焦って追加入金に走ることがないわけです。メイン手法の方に資金を回さなければならない時期でも安心。

コゼニ

ピンチ時に複数の分散先で追加入金が必要になるなら、分散の意味がないということか!


トラップ間隔を広げることのメリットが分かったところで、イギリス100設定は以上となります。

イギリス100リピートまとめ


・リピート系の分散先としてイギリス100を選択

・長期的な上昇・ヨコヨコを見越して高値を追いかける買いリピート

・1ポジションあたりの予算は指数×100の日本円

・下がってきたらトラップ幅・利確幅を徐々に広げていく


以上です。

設定だけ教えろ

解説は長かったが単純な構造だな!解説は長かったが!


イギリス100だけでなく、他のリピート設定にも使える考え方だと、個人的には思っています。

私は代用FXのポジションの取り方にも今回の方法を採用しています。


ぽち袋

「自己責任」の範囲くらいははっきりさせておきたいね。


GMOクリック証券は、0.1口から始められて便利。


私はイギリス100リピート益で米国株ETFの積み立てを行うので、資金移動の面からDMMCFDを利用しています。

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今後は、こちらの記事に運用実績や、寄せられた質問への回答を追記していきます。よろしくお願いいたします。

リピート系の分散について、ひとつでも参考になれば幸いです。




運用成績が好調な金銀CFDなどの記事も、読んでいただければ嬉しいです。

質問への回答

イギリス100CFDに関する質問をいただきました。ありがとうございます!
あくまでも個人の感想として回答いたします。

トラップ幅と利確幅を広げていくのは逆行時だけという理解で合ってますでしょうか…?
たとえば7700から始めてそのまま上がっていく場合は7800、7900、8000と持って、利確150なので最大2枚持ってる状態、8000から下げに転じたらすでに持ってる7900の次の指値は7750、その次は7550という感じでしょうか。

また、「新規買い指値は1個、もしくは2個下まで」とのことですが、上には入れておかない感じでしょうか。

トラップ幅と利確幅を広げるのは逆行時のみです。

初期値より上には注文は入れておかず、150ポイントプラスになったところで決済、その後成行で持ち直して、100ポイント下、そこからさらに150ポイント下に買い指値を想定してます。

運用来の最高値を更新する毎に指値も変わるので、買い指値は1個、もしくは2個下まで、ということになります。



「下落時の対応は分かったけど、初期値から高値を更新した場合のポジション管理はどうなるのか?」という質問だと思います。


初期値から上昇した場合の処理はこんな感じです。

初期値より上、つまり運用来最高値を更新した場合は、150ポイント上で決済した後、下部のイフダン注文は一旦取り消し。成行注文でポジションを持ち直し、その下100、さらに150、さらに200ポイント下にイフダン注文を入れ直します。

運用来最高値を更新した場合のみの作業なので、そこまで頻繁に起きるとは思えませんし、もし起きた場合はすべての買いポジションが捌けて完全勝利状態なので、焦ることもないと思います。


よって、初期値より上部の買いトラップはあらかじめ発注する必要はないですね。


「最高値を追い続けるのは大丈夫なのか」という問題に対処するために、為替ではなく成長力のある株価指数を、さらに、等間隔トラップより確実に含み損を抑えられる、徐々に拡大するトラップ幅を採用しているということです。

個人の感想ですが、このような考えでイギリス100を運用しています。

ご質問ありがとうございました。



トラップ間隔が広すぎるとリピートしないのでは

含み損を抑えることを最優先にしています。予算があれば、幅広トラップの第2陣を有利な位置で展開、終わったら資金を抜くこともできます。



500ポイント以上の幅広トラップなんて決まらないよね。という質問だと思います。

その通りですね。


運用のコンセプトを確認してみます。


幅広トラップは、不利なレートになるほどトラップ間隔が広がる設定。含み損を抑える効果は、約1000ポイント程度の逆行でも3倍以上違います。まず防御優先。


防御優先であると同時に、「株価指数のリピートは基本的に上目線なのに、下方向のトラップばかり充実した設定」という、よくある矛盾に対する答えでもあります。


だから、最初から多額の予算を割くのではなく、価格が下落し、リピートが決まらなくなって、なおかつ追加投入できる予算があるなら、その位置から幅広トラップの第2陣を展開。


幅広トラップの先っぽはトラップ間隔が狭いのだから、追加投入時の価格付近で細かい利確ができるようになります。

価格が元に戻ったら、その追加予算は抜けばいい。


必要なお金・抜いてもいいお金が分かりやすいように、1ポジションごとに半値を想定した予算設定が活きてくるわけです。

パンデミック

一本分だけ予算を追加することもできるからね!



個人の感想ですが、常に複数のポジションを持ち続けるトラップトレードは、裏を返せば、いずれ来る○○ショックが必ず直撃するということでもあります。


・「あらかじめ多額の証拠金を入れておく」
・「下がってから投入するかどうか慎重に検討する」

どちらを選択するか考えた結果、私は幅広トラップを選択しました。


ご質問ありがとうございました。

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