レンジ相場ではウハウハだけど、トレンド相場には非常に弱いトラップトレード。
ほとんどリピートせずに大きな含み損を抱えてしまうこともあります。
わたしも、記事作成時点でユーロ売りの含み損を150万円ほど抱えています。
強がってないで泣けよ大損ブロガー!
リピート売買は続けるつもりだけど、この通貨ペアの運用は早く辞めたい。
他に試してみたい運用法ができた。
そんな方のために、損切りをせずにリピート売買のポジションを早めに手じまいする方法をひとつ紹介します。
大幅に逆行してしまったトラップはリピートを止める
仮に、ユーロ円1円毎に1万通貨の売りトラップを仕掛けるリピート売買を行ったとします。
残念ながらユーロ円が10円安になってしまった場合のポジションの状況はこちら。
助けて!
予想に反して急激に含み損が拡大してしまった。
全決済して他の通貨に移行したい。
10円も元に戻る気がしない。
そう思うことはありませんか?
そんなときは、決済注文を切ってホールドする方法があります。
はあ?
上部のポジションを利確せずにホールドすれば、10円ではなく5円戻しで同値撤退できます。
120円と130円の中間地点、125円で全決済できます。(スワップ・スプレッドは考慮に入れていません)
確かにそうだけども・・・
リピートが楽しめねえだろ!こっちはリピート中毒なんだよ!
その通りです。130~125円、半値戻しの間の値動きをとらえることが出来ていません。
待ってるだけは楽しくない。4円戻しで130円に再び上昇したら評価損は振り出しに戻ってしまいます。130~125円間の激しい上下で助かったかもしれない。
125円で同値撤退できる。ここを少しだけ意識しつつ、問題を解決してみましょう。
ホールド&半量リピート
半値戻しになるまでじっと耐えるのも精神的にキツイ。
では、売りトラップの半分の量で両建ての買いトラップを敷いてはどうでしょう。
1円毎に5000通貨の買いトラップです。
決済せずにホールドしている大きな売りポジションの効果で、半分の量の買いトラップを抱えながらでも、124円での全決済を可能にしています。
たった1円のガマンでこんなに買いトラップを敷けるのか!
買いリピートの稼働状況によっては124円より上での全決済の可能性もあるよ!
追加資金ゼロで、ほぼ半値戻しでの撤退を可能にしつつ、リピートも続けられる。
特定の通貨ペアの運用を早めに辞めたいときのホールド&半量両建て。覚えておいても損はないでしょう。
トラリピ撤退術だからね!公式からはアナウンスされにくい情報かもしれないね!
代用有価証券FXならレンジアウトでも利益が出る可能性
余談ですが、私の持っているユーロ売りの含み損約150万円は、持っている株をFX証拠金として差し入れる代用有価証券FXの効果で、含み損の大部分をFXリピート益と株の利益で相殺しています。
FXの含み損の大きさに目を奪われがちですが、15円程度のレートの逆行をカバーできた代用FXは守りも固いと思います。
円安に強い株の銘柄と、円高に強いFXを組み合わせることで大きく資産にダメージを受けないようにして、さらにリピートからの撤退も視野に入れておく。
トラリピは損切りしないのがコツなのは確かですが、相場から素早く逃げ出す方法も覚えておきたいですね。
レンジアウトでリピートできないとき、通常のリピート売買の利益は急にゼロになりますが、代用FXは代用した株が配当を持ってきてくれるという利点もあります。
具体的な運用方針はこちらの記事
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