
こちらの記事は、半導体ブル3倍CFDのリピート運用案です。
・半導体3倍CFDの激しい値動きをリピート益に変えたいが、予算がはっきりしない。
・急落時に追加入金が必要な設定には不安がある。
それらの問題に対処するため、ポジションごとにロスカット水準を決めた、大きく下がった時に多めにポジションを取る、防御重視の設定になっています。
運用開始のレートを40ドルとした時の予算は上の画像の通りです。
記事作成時の半導体ブル3倍の価格は13ドル付近なので、3口・6口・9口・・・と取っていくことになります。予算に応じて調節しましょう。

全然分かりません。
上のような設定にする狙いを解説します。


ざっくり(手抜き)説明するとこんな感じで、レンジ最上部(仮に40ドル)のポジションは少なめに取り、ロスカット時(仮に20ドル)付近に配置されている口数多めのトラップ1・2回で回収を試みるスタイルです。





40ドルより上がったらどうするんだよ!


ポジションを一定金額ではなく4・8・12%の割合で取っていくため、最上部が40ドルでも80ドルでも、10か所のポジションで最高値の8分の1の価格までカバーできます。



必要予算も2倍になるだろ!
もちろんその通りです。必要予算を抑えたい場合は、下の図のように、ポジションを1・1・2・2口・・・と取っていくと、当初とほぼ変わらない予算で運用可能です。





画面の下の方の、前のポジションから-36%とかー32%ってなんだよ!そんなにリピートするわけないだろ!
全くその通りで、到達しないレートに予算を割くのはほぼ意味がありません。
今回の設定は、各ポジションのー50%にロスカットを置いています。つまり、ロスカ額が必要予算。
下の図の黄色い部分を見ましょう。


ロスカットに会いやすい最上部、到達するか分からない最下部に充てられている資金が少なくなっています。
3倍CFDならば、最上部から最下部まで、目いっぱいにリピートしてくれるかもしれない。


7万円予算での、開始1か月の利確状況はこちら。(一か所売り買いの方向を間違えました)





1万円超え!
各ポジションを-50%でロスカットするため、予算を7万円入金、リピート益は引き出せます。
40ドルからの予算表なので、現在のレートは12×3口から開始しています。
レートが20ドル付近になったら最上部からの口数は2口・4口・6口・・・とします。
長い解説になりましたが、リピート系に大きな金額を割くのは怖いな・・・と思う方、レンジアウト時の全決済でショックを受けたことがある方は、幅広で、徐々に口数が増え、ポジションごとにロスカット水準が決まっているリピートを試すのもいいかもしれませんね。
個人的には、指値は刺さず、取引開始時刻付近でポジションを確認し、利確できるものはする、新規ポジションの水準になっていたら新規で入る、という方法で運用しています。
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。