先に結論!
新NISAと代用FXを同時運用する場合の予算配分は
お読みいただきありがとうございました。
わかりません。
運用益が非課税になる新NISAと、リピート益で株の買い増しができる代用FX。
限られたお金を、どのように振り分けたらいいのか悩んでいる方に、
現金:代用株:NISAを、1:1:2の比率で運用する魅力を紹介する記事です。
個人の感想であり、特定の運用方法を推奨するものでは決してありません。
順を追って解説します。
代用FXの予算設定(120万円)
まず、通常の代用FXの予算設定を考えます。
運用資金は120万円と仮定。
120万円の株式は、その70%の84万円がFX証拠金として認められます。
代用株が値下がりすればFX証拠金も減ってしまうから、株価50%減の42万円をFXリピート予算とします。
株価50%減を想定した予算は大げさかと思うかもしれませんが、為替が一方的に動く恐怖もあるため、個人的には妥当だと思っています。
120万円の代用株で、約42万円のFXリピート設定が組める。通常の代用FX設定はこんな感じ(個人の感想)です。
この、42万円という数字を少し覚えておいて、次はNISA口座を考慮した代用設定の解説に入ります。
NISA口座に資金を回した代用FXの予算設定
現在の状況をまとめると、
・所持株は120万円。
・非課税のNISA口座は魅力的。
・でも、代用FXのリピート益も魅力的。
だから、代用口座・NISA口座に、所持株をどのように振り分ければよいか悩ましい。
こんな感じだと思います。
個人の感想ですが、この状況でテコ入れできるのは、所持株の振り分けではなく現金比率です。
わかりません。
120万円の株を持っているなら、そのうちの25%、30万円を現金化(追加入金でも可)して、
の割合で所持し、FX口座に現金30万円と代用株30万円を入れ、NISA口座に60万円の株を入れます。
何が起こるか確認しましょう。
全体の25%を現金にすることで、
資金の50%をNISA口座に回しても、株価50%下落時のFX証拠金は41.5万円。
所持株すべてを代用した場合とほぼ変わらないFX設定が組めます。
資金の半分をNISAに回しながら代用FX予算も変えないとは!
さらに、株価50%減の時の証拠金ダメージにも注目。
株価が50%下落したところで、FX証拠金は10.5万円しか減少しません。
全体予算120万円の8.75%に過ぎず、
株とFXのダブルショック(笑)
という、代用FXの弱点も、かなりの割合で克服していると言えます。
1:1:2の割合の魅力が高まってきたと思います。
発生したリピート益は、現金:代用株:NISA株のバランスがとれるように振り分けていきます。
現金部分が25%あるから、その分だけ株価の上昇についていけないだろ!
いいえ。
仮に、株価が50%上昇した後に利益を確定し、通常口座に20%の税金をかけたときに手元に残る現金を比べてみます。(FXの成績は除外)
所持株の大部分が非課税口座にあるため、25%の現金部分があっても手元に残る現金は6万円しか違いません。(※株価100%成長なら12万円の差が付きます)
なんと!
株とFXのダブルショックを回避できると考えれば、わずかな差だと考えます。
もちろん、運用資産の中のFX比率をもっと下げたい場合は、NISAへ回す予算を増やしたり、現金部分を増やしたほうが安全です。自分の中のFXに対する期待度に応じて変えていきましょう。
全部NISA口座で運用した場合との比較もしてみます。
代用FXと新NISAを考えるとき、NISAの非課税による恩恵を、代用FXの利益によって上回れるかという、株でもFXでも利益が出せるはずだという謎の視点で考えがちです。
非課税のメリットは、NISA運用での成功を約束するものではなく、お気に入りのトラリピ設定は、今後も有効なものであるかは不明です。
FXで大失敗してもNISA口座が残り、株価が大きく下げても代用口座への影響は軽微。
これらの観点から、代用FXと新NISAの組み合わせとして、
には検討の価値があると判断します。
今後、リピート益や毎月の入金で、比率を1:1:2に近づけていこうと思います。
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