持っている株をFXの証拠金として差し入れることのできる、代用有価証券制度。
株の値上がり益・配当・優待を手に入れながら、現金を使わずにFX運用ができる優れものです。
含み損を抱えながら細かい決済益を積み上げていくFXリピート売買と組み合わせれば、リピート益で株を追加購入し、複利運用が加速できるという破格の性能を発揮します。
【保存版】代用有価証券FX裏技集 (bonyariblog.com)
ただ、株価が下落するとFX証拠金維持率も低下するというダブルのリスクを抱えるため、
代用した株に対する適切なFXポジションの量がよく分からない
という問題点があります。
そこで今回は、
代用FXに必要な具体的な資金
FXポジションの量
リピート売買のトラップの仕掛けかた
の一例を解説したいと思います。
個人の感想です。
結果的に、
代用FXをマネーパートナーズ の連続予約注文でやりたいけど1万通貨からやるのは怖いよ!富豪か!
小額から少しずつ代用FXを始めてみたい!
というお悩みも解決します。
今回は代用FXに向いている(と思われる)ユーロ円売りを例に解説します。
気になるところに目次で飛んでください。
50万円分の株に対し1万通貨まで
あくまでも運用の一例として紹介するもので、個人の感想ですが、
ユーロ円の場合は、50万円分の株に対し、対円の通貨ペアなら1万通貨までを上限としてみてはどうでしょうか。
なんで。
代用した株は前日の終値の70%がFX証拠金として認められます。
50万円分の株なら35万円分のFX証拠金。
仮に、10000通貨のユーロ円売りの証拠金が5万円だとすれば、残りは30万円。
10000通貨のポジションならユーロ円30円分の逆行に耐えられることになります。
けっこう余裕だけど、株価の下落も考えられるからこれ以上は無理できない!
2020年、ユーロ円は1か月で10円上昇した時期があるよ。
維持率○○%や、あと○○円あるから大丈夫とか、ぼんやりした予算ではなく、50万円の株に対して1万通貨。500万なら10万通貨まで。それ以上は絶対FXポジションを持たないし、トラップも敷かない。
そもそも株の成長や配当も期待できるのだから、レンジを外れてリピートが止まっていても特に問題ないです。レンジ内に戻ってくるまで待ちましょう。
50万円だけ株を代用して、ユーロ円売りのトラップを連続予約で1万通貨、1本だけ発注する。あとは放置。それでもいいのです。
一回でもトラップにかかれば、株の年間配当を超えるリピート益が手に入る。代用株が高配当株に早変わりです。
代用FXでは「リピート運用は複数の注文を並べるものだ」という考えを捨てることができるんだね!
↓数本のトラップでじっとリピートを待つ記事
【オージーキウイ】25万円からはじめる!代用有価証券FX・豪ドルNZドル連続予約注文 (bonyariblog.com)
不安な場合は60万円で1万通貨までとか、株価の下落の影響を抑えるために、30万円+現金30万円で1万通貨まで等を検討しましょう。
発注は1本ずつ
リピート売買、連続予約注文の場合は、複数のトラップを一気に並べることが前提になると思いますが、それも控えめにします。株も不調、FXも不調の時期もあるからです。
特にマネパで10000通貨からの代用FXを検討する人は、よほど資金に余裕がある場合を除いて、10000通貨のポジションを次々自動で掴んでくる設定は恐怖だと思います。
繰り返しますが、株の配当・優待・値上がり益も期待できるのだから、トラップは密である必要もないし、急ぐ必要もありません。
最初はユーロ売り10000通貨を1本だけ予約して、「1円以上逆行したら、次の50万円分の株が確保できている場合に限り発注可能」というルールにする等、50万円に対して10000通貨を堅持してリスクをコントロールします。
株価の下落により証拠金が減少している場合もあるので、トラップを敷くときはかならず株の評価額をチェックしましょう。
(運用方針1例)
50万円の株を代用し、130円でユーロ円売りを1万通貨リピート注文
↓
株価も堅調で、次の50万円の株が用意できているなら131円にも1万通貨発注
↓
次の株が用意できていたら132円に1万通貨・・・
1本ずつ確認しながら発注することで、知らないうちにポジションを何本も掴んでくることもありません。
所持株が増えてきたらトラップ数も増えるため、リピート注文の完全放置も可能になってきます。
深追いはしない
リピート売買はレンジを外れると含み損が急激に増えるため、50万の予算では予算的には30円の逆行まで耐えられるものの、心理的な不安は大きくなります。
15円逆行されると含み損だけでなくポジションを持つための証拠金もバカにならないね!
今回の記事に何度も出てきている「30円の逆行に耐えられる」という言葉ですが、これは急な値動きでのロスカットを防ぐための基準です。
実際に運用する場合は、「10円以上の逆行には付いていかない」等のルールを決めておきましょう。
私は、10円以上逆行したユーロ売りのポジションに対して、「見込みのない個別株から順に売却して資金を作り、そのお金でFXポジションを解消する」ことで、株の損出しとFXの損出しを同時に行っています。
単一の通貨で20円の逆行に無理やり付いていくより、10円逆行で止めた通貨ペアを2種持っていたほうが被害は少ないです。
株の下落時は円高に振れることが多いため、代用FXの最初のポジションとしてユーロ円売りを選択しました。
しかし、「50万円の代用株につき1万通貨まで」というルールを設けたことで、各ポジションに16円の逆行に耐える力を持たせてあるため、ユーロ円売り以外の通貨ペアにトラップを仕掛けることも可能になります。
最近絶好調なのがこちらの記事
ユーロ円売りは最初の1歩なだけで、次の予算はカナダドル円買いとか、売りと買いのバランスを取りながらポジションを建てることもできるよ!
この通貨ヤバくね?と思ったら、それ以上付いていかずにほかの通貨にトラップ!
代用FXに必要な予算まとめ
① 50万円の株に対して、ユーロ円売り10000通貨
② トラップは1本ずつ慎重に
③ 深追いはしない。ユーロ円以外も検討できる
以上です。
既に他のFX業者でリピート売買をしている人も、50万円・1万通貨ずつ代用FXに参加することができるね!
代用有価証券FXに興味のある人は、50万円で10000通貨だけ、試しに運用してみるのもいいかもしれません。
全ての資金を代用FXに回すのではなく、現在のFX業者でのポジションや運用方針はそのままに、「○○円以下の買いポジションは代用FXに頼る」という戦法も取れるわけです。
50万円・1万通貨は個人の感想です。
10000通貨からの代用FXはDMM!
10000通貨で連続予約注文・自動売買ができるのはマネーパートナーズ!
投資信託の代用もできて、1000通貨からの代用FXができるのはカブコムだけ!
こちらの「代用FX裏技集」も必見です。
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