先に結論! 2019年から始めた代用有価証券FXは、2020年3月11日現在、コロナショック(仮称)のダメージを
98%軽減しています。
ホントに・・・?
都合のいいデータだけ取ってくる、よくあるブログの手法じゃないの?
気になるところに目次で飛んでください。
現物株の評価損が100万円に拡大
2020年2月末からの株価の大幅下落により、私の現物株の評価損は急拡大。
3月10日の前場では初めての評価損100万円に届く場面もありました。
ひどい!
興奮する!
380万円分購入した株が、100万円以上も価値を下げている、という事になります。
プチ株(端株)含め41の銘柄を購入していますが、複数の銘柄に分散投資をしていても、株価全体の下落を回避することはできません。ETFも含めすべての銘柄が含み損を抱えました。
クオカード優待銘柄などを物色しているような普段の株の選択の仕方ではお話にならない。
現金比率を高めていても同じ。所持株の評価額の下落を抑えられるわけではない。
もし、それが20年後、今の仕事をリタイアした直後に起こってしまったら。それが長期にわたって続いてしまったら。
このような事態を想定し、以下のような対策を実践しています。
個人の感想です
代用有価証券FXとプチ株売買
株価の全体の下落への対抗手段として、私は代用有価証券FXと、プチ株(端株)の売買を実践しています。
円高と株安は同時にやってくる(おそらく)から、auカブコム証券の代用有価証券制度を利用し、所持している株をFX証拠金として差し入れ、円高方向で利益が出るようにFXポジションを取り、株の評価損をカバーする作戦です。
FXは低レバレッジで!
基本はユーロ売り。ポジションの持ち方・利確の方法として手動トラリピを採用しています。(注意・auカブコム証券では3月12日現在、ユーロ売り1000通貨に1日1円のマイナススワップが付いています。)
プチ株売買は、優待・配当目的の株を、100株一度に購入せずに、株価が下がったタイミングでプチ株(端株)で少しづつ購入。100株に到達しなくても、年間の優待・配当以上の含み益が出ていたら売却します。
株式の取得の平均価格を下げるほかに、株価が好調の時に所持する現物株をむやみに増やさないという効果があります。
いずれ訪れる株価の急落による含み損を、手動トラリピとプチ株売買の細かい利益の積み重ねによって打ち消してしまおうという事です。
株が好調の時にはプチ株の売却益があって、円高株安に振れるとFXの手動トラリピ益があるんだね!
含み損が打ち消せるなら、株・ETFの買い増しを積極的に進めて、将来の配当収入を増やしていくことができる。最終目標は配当収入(優待含む)です。
インカムゲイン(インカム収入)っていうんだって!
代用FX・プチ株売買のこれまでの収益
現物株とFXの評価損
2020年3月10日現在の、現物株式の評価損-1,057,642円と、その時のFXユーロ売りの評価損-130,089円に対し、2019年から続けている代用FX・プチ株売買がどれほどの効果があったのかを検証してみます。
FXユーロ売りにも、手動トラリピを採用しているから含み損があるんだね!株を代用してFX証拠金にしているからFXに現金は必要ないよ!
評価損の合計は-1,187,731円・・・!カバーしきれるのか・・・?
代用FXユーロ売り手動トラリピ・確定利益
※ ユーロ売りの決済「買い」による利益なので、売買の欄は「買」となっています。
プチ株売買部門・確定利益
2019年~2020年3月10日までの確定利益の合計が
+1,169,098円・・・!
評価損の合計は
-1,187,731円
確定利益合計は
+1,169,090円
惜しい!惜しいけど、コロナショックを大体吸収していると言ってもいい!含み損軽減率は98%!
株の確定利益・FX確定利益にかかる税金は計算に含んでいません。税引き後の軽減率は78.6%です。
今回の株価の急落に対し、現物株を持っているだけの場合よりは、資産をガードできたのではないか、と思っています。
今後の見通し
プラスマイナスゼロでは投資をしている意味がない、と思う方もいると思いますが、個人的には全く違います。
3月6日
FXユーロ売りの確定利益8883円を使って
iシェアーズ米株ETF(1655)を4口購入。
ルール通りです😤ユーロがもみ合っているので手動トラリピは順調!
今はETFを買い進めておいて、魅力的な優待株があればETFを一部売却して買う作戦もアリ。
現物株の評価損には怯みません。
— シダ植物/代用FXブログ (@bonyari_blog) March 6, 2020
利確方法がユーロ売り手動トラリピであるおかげで、日々の細かい利益が出てくるため、トラリピ益でプチ株・ETFを随時買い足せるという点。
株価が下落し続けているときは、追加投資のタイミングと購入金額の決定が難しいため、FXの利益の分だけETFを購入するなど、追加投資のルールを明確にしました。
今回のケースでは特に焦らず毎日のETFの追加購入ができています。
追加入金のために銀行に走る必要がないんだね!
大きく株価が下げたときに、継続して資金を投入、所持株数を増やすことができました。
プラスマイナスゼロに見えて、所持株数と年間配当金は確実に増えており、安値で買えた株・ETFは、株価が元通りの価格に戻れば大きな利益も期待できます。
株価の回復にワクワクするね!
個人の感想です。
注意
あくまでも、「株価が大きく下がるときには円高に振れることが多い」という前提での、株を代用してFXユーロ売りという方針です。
円高株安のパターンが崩れた場合や、ユーロだけが単独で急騰した場合には全く通じないものとなるため、FXレバレッジは低くして、ポジションをとりすぎないようにしましょう。
(個人的には、3万円分の株の代用に対し、ユーロ売りポジションは1000通貨まで。売りポジションを建てた地点から20円安になってしまった場合は、代用した株を売却して1000通貨ロスカット。という基準を持っています。)
具体的な銘柄選定の記事はこちら!外国株投信・ETFを代用して収支を安定させる方法です。
特定の投資手法を推奨するものではありません。