手動トラリピのやり方は意外と簡単！指値注文は２つだけ！

「ＦＸ」「トラリピ」だけでも分からないのに、「手動トラリピ」の話をされても困る！という人に！

 

この記事では、手動トラリピの設定方法を説明します。

 

 

①　無駄なポジションを持たない

②　損失の拡大を抑える

 

この2つが目的となります。手動トラリピをはじめてみたい人の参考になれば良いと思っています。（特定の投資法を推奨するものではありません。）

 

 

トラリピとは

 

マネースクエアのＦＸ自動売買「トラリピ」は、為替レートの一定の間隔ごとに注文を出し、同じ価格帯の価格の上下の繰り返しによる利益を狙う手法です。

 

下の図は買いトラリピの例です。

 

ハーバー・ビジネス・オンラインの記事より引用

 

手動トラリピとは・注文方法

 

トラリピは一定間隔で買い注文と売り注文を出すだけなので、自動注文にしなくても指値注文で十分対応できます。

 

 

そこで、トラリピの考えだけ拝借して、指値注文・決済注文をその都度自分で行うのが手動トラリピです。自分で注文するから、ＦＸ業者も選びません。

 

そもそも、買いトラリピの場合、仮にドル円が１００円のときに、９０円で買い・９１円で売るような注文を何本も出しておくのは無駄が多すぎます。

 

何か月先か分からない注文のために資金が拘束されるからです。

 

 

①　一番最初はどこでもいいからエントリー！

②　そこから0.25円上に決済売り注文を指値で１つ！

③　0.25円下に新規買い注文を指値で１つ！

④　約定メール通知が来るまで放置。

 

以上です。約定通知があれば、

 

⑤　１件だけ残された未約定の注文をキャンセル。

⑥　改めて、そこから0.25円上に決済注文、0.25円下に新規注文。

 

これを繰り返しているだけです。

 

これだけでは効果が分かりづらいですが、トラリピを続けてポジションが多くなったり、相場が急変した時に大きな効果を発揮します。

 

暴落・暴騰時を考えてみましょう。

暴落シミュレーション

 

買いトラリピで、寝ている間にドル円が３円ほど急落したとします。

 

左がトラリピ。たくさんのポジションと評価損を伴って相場について行ってしまいます。

右が手動トラリピ。手動トラリピは指値の本数が最小限だから、新しいポジションを持たないため、評価損が全然違う。

 

爆益シミュレーション

 

実は利益も大きくなる可能性があります。買いポジションを１５本くらい持った状態で、ドル円が３円、一気に上がったとします。グラフを下から上に見ると分かりやすいです。

 

 

左のトラリピは２００円づつ利確してしまうのに対し、手動の場合は利確をせずに含み益を拡大させていきます。この場合も、注文を建てないのが正解。

 

さすがに理想的な展開すぎるので、具体例を見てみましょう。これも下から順に見ます。

 

私は0.25円幅で手動トラリピ（ユーロ売り）を行っています。

 

約定数量は同じなのに、一部利益が大きい所があると思います。

 

2020年１月３日、ユーロ円が１２２円から121.213に下がる間、私は寝ていました。寝ていたおかげでトラリピなら121.500円あたりにあるはずの決済ポイントをパス。利益を伸ばした後で利確できました。

 

 

仕事・育児の最中に約定メールが来て、その時手が離せなくても、手動トラリピは相場の急変時には手を出さない方が正解だから、

 

チャートを見れないことによる焦りがなくなる事になります。

 

まとめ

 

①　好きなＦＸ業者で取引を開始！

②　ポジションを１つ持ってみる！

③　そこから１つ上のトラップと１つ下のトラップだけ、指値で決済・新規注文を出す！

④　約定通知が来たら残った注文をキャンセル、改めて上下に１本づつ指値！

以上の繰り返しで、

 

トラリピの利点を受け継ぎつつ、ＦＸ業者を選ばず、相場の急変時にも落ち着いて行動できるようになります。注文も慣れれば1分程度でできます。

損失拡大の防止・大きな利益チャンスもあるから、

 

手動トラリピ、検討してみてはいかがでしょうか。

 

手動トラリピを採用することで、値動きを利益に変えるというトラリピの理念はそのままに、

 

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